日産の車を購入したいけど、どの車種にしようか悩んでる・・・
買ってから後悔したくないな。
日産自動車は、神奈川県横浜市に本社を構える日本の自動車メーカーです。日本国内年間販売台数では、第3位を誇る、日本屈指の自動車メーカーです。
そして技術の日産と言われるほどの技術力を有しており、前方衝突予測警報(インテリジェント FCW)やハンドルから手を離した状態での自動運転技術など、先進運転支援システムは日産が一歩リードしていると言えます。
この記事では、そんな日産車の中から「これ買っとけば間違いなし!」というおすすめ車種を販売ランキングと私個人のおすすめポイントを併せてご紹介します。
そもそも日産の魅力ってなんだ!?
技術の日産と言われている日産ですが、最近では先進運転支援システム「プロパイロット」などの運転をサポートする技術を積極的に開発し、導入していることでも知られています。またハイブリッド「e-POWER」も広く知られていますね。
そんな日産の技術力は、具体的に何がすごいのでしょうか?また、日産の魅力はほかにどんなものがあるのでしょうか?
・電気自動車の技術力
・自動運転の技術力
・日本屈指のスポーツカー
・個性のある斬新なクルマ
日産の魅力の1つは、個性的なクルマが多いことです。スローライフを提案したキューブ、日本屈指のスポーツカーGT-R、電気自動車リーフなど、個性豊かなクルマが揃っています。
そんな日産車の中でも特に個性的なデザインであるジュークは、日産のユニークさを象徴しています。ジュークのデザインは、ひどいと感じる人と個性的でかっこいいと感じる人で真っ二つに分かれたほどです。
このようにクルマ1台ごとのキャラクターがあり、ユニークな個性を持っているのが日産の特徴です。
・電気自動車の技術力
「e-power」という言葉、日産のCMなどで一度は聞いたことがあると思います。
「e-power」は、完全にモーターのみで走行し、発電用のエンジンで電力を確保しているのが特徴です。いわゆるレンジエクステンダー(REX)と呼ばれるタイプの車です。
位置づけとしてはハイブリッド車になるようですが、走行はモーターなので、感覚は電気自動車そのものです。初期トルクの太いモーターによる加速や、圧倒的な静粛性などが電気自動車の魅力であり、e-powerにもその魅力があります。
また発電用のエンジンがあることで、電気自動車で課題の航続距離やバッテリーの充電時間、充電スポットの心配がいりません。
このような電動化技術の高さも日産の魅力です。
・自動運転の技術力
日産のハンズオフ(手放し運転)可能な運転支援システム「プロパイロット2.0」は、ライバルを一歩リードする技術力です。一般的に、ハンズオフ可能な状態は渋滞時のみです。しかし、日産のプロパイロット2.0は120km/hという国内で許される制限速度まで可能なのです。
私も日産グローバル本社で「プロパイロット2.0」を体験したことがありますが、これは本当に驚きました。最初、手を離した状態で高速道路を走るのは正直怖かったです。しかし、クルマの安定性は抜群で、車線変更も自動で行ってくれます。試乗後半は日産の技術力の高さを痛感し、完全に自動運転システムにお任せの状態でした。
このように、技術の日産と言われる技術力は日々進化し、他社より一歩リードしていると言えます。
・日本屈指のスポーツカー
日産は電気自動車だけではなく、スポーツカーの分野でも昔から定評のあるメーカーです。フェアレディZやGT-Rなど、日本でも有数の名車を開発しています。
その中でもGT-Rの性能は世界トップレベルで、500馬力を超えるエンジンと4WDシステムの優秀さは、世界屈指のスポーツカーであるポルシェやフェラーリに匹敵するものです。
GT-R登場当時、世界最長のサーキット「ニュルブルクリンク」でポルシェのタイムを抑え、公道走行車として世界一位になったこともあります。
それまで日本車でポルシェに匹敵するような車は1台もなく、ポルシェと競い合えるレベルに初めて到達したのはGT-Rが最初です。
日産で売れているクルマとは?
日産の人気車種はどのように売れているのでしょうか?一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した2022年度(1月〜6月)の販売台数ランキングを見ると、上位50台のうち、日産車は以下のようにランクインしています。(軽自動車を除く)
順位 | 車名 | 台数 | 前年比 |
4 | ノート | 56,948 | 121.5 |
10 | セレナ | 27,894 | 86.4 |
25 | キックス | 12,250 | 57.8 |
39 | リーフ | 6,345 | 158.5 |
43 | エクストレイル | 4,951 | 70.6 |
48 | マーチ | 4,560 | 92.3 |
やはりノートが圧倒的人気なのが、この表からうかがえます。この他、またミニバンやSUVなど、幅広いジャンルで売れているのが特徴です。クルマ選びの際、多くの選択肢があるとクルマ選びは楽しくなりますからね!
これ買っておけば間違いなし!BEST3はこれだ!
上記の販売台数ランキングと併せて、私が独断と偏見で「これ買っておけば間違いなし!」というおすすめの日産車を厳選し、ランキングにしました。
「どの車種にしよう」と悩んでいる方の参考になれば幸いです。
1位:ノート
堂々の第1位はノートです。コンパクトカーなので女性も安心して運転できるのはもちろんのこと、第二世代の「e-power」、最先端の運転支援システム、2021年度のGOOD DESIGN AWARDを受賞した外観が特徴的です。また、日産の中では断トツで売れているクルマです。
第2世代の「e-power」は加速感と静粛性が高められており、より快適なドライブを楽しめることでしょう。また4WD車には本格電動式のe-POWER 4WDというシステムが初採用されています。滑りやすい路面でも、リヤモーター最高出力50kWのパワーと日産独自の前後独立モーター制御技術により、雪道や凍った路面でも安心してドライブすることができます。
運転支援システムの面では、全方位の安全を確保できる360度セーフティアシスト(全方位運転支援システム)が採用されています。死角が発生しないため、狭い道や子供の多い場所でも安心ですね。
さらにプロパイロット機能も搭載。ナビと連動することで、高速道路での運転も頼れるようになりました。
外観は2021年度にGOOD DESIGN AWARDを受賞しており、その先進的なエクステリアは高く評価されています。
ノートは扱いやすいコンパクトカーで、あらゆるシーンで活躍するオールラウンダーと言えるでしょう。
2位:エクストレイル
第2位はエクストレイルです。2022年7月に発表された新型エクストレイル最大の特徴は、タフな走りです。「e-4ORCE」という日産独自の4WDシステムは、悪路でもSUVらしいタフな走りをする反面、SUVとは思えないスポーティなハンドリングを実現しています。
モーターで4輪の駆動力を調整するのがe-4ORCEです。悪路での走破性、コーナリング能力、それに安定性が向上しています。また静粛性が向上しており、速度が上がっても室内は静かです。
また「3ゾーン・エアコン」が採用されており、運転席と助手席と後席で個別に温度調節が可能になっています。さらに後席にはドアシェイドがあり、フランスのSUVのような日除けを装備しています。
もちろん360°セーフティアシスト(全方位運転支援)やナビにリンクしたプロパイロットなど、運転支援システムも充実しています。
タフでありながら洗練されている外装デザインが魅力的なエクストレイルですが、内装も上質な仕上がりです。タンカラーの内装やナッパレザーのシートは上質で高級感を感じます。
ラゲッジルームも十分で、ホイールハウス間幅が広く大型の荷物も積みやすい設計のため、荷室容量はクラストップの575Lを確保しています。また9.5インチのゴルフバッグを4個収納できます。
アウトドアと街乗り両方に対応しているSUVで、高級感のある上質な内装、最新の運転支援システム、十分なラゲッジルームのあるクルマを求めている人におすすめの1台です。
3位:セレナ
第3位はセレナです。セレナは「家族で乗るミニバン」を追求しており、ファミリー層には欠かせない代表車種になっています。室内の広さはミニバンクラスNo.1を誇ります。また、運転支援システムによって搭乗者の安全も確保してくれるため、安心してご家族とのドライブを楽しむこともできます。
室内は1列目から3列目まで、全ての席がゆったり座れるシートになっています。また、2列目シートは最大690mmの超ロングスライドが可能のため、子供の着替えスペースを作ることができます。
さらに3列目のシートは収納することで、大容量の荷室を確保することができます。旅行時の荷物や子供の自転車なども容易に載せることが可能です。
安全面では、360度セーフティアシスト(全方位運転支援システム)を全車に標準装備。急な飛び出し時はエマージェンシーブレーキが作動するなど、子供の多い道でも安心して運転できます。そして上位グレードには先進運転支援装置の「プロパイロット」の設定もあります。
セレナは大切な家族をしっかりと守る安全性能、ミニバンクラスNo.1の広さとシートアレンジでどんな家族にも快適な空間を提供してくれる万能のファミリーカーです。
個性派を求める人にはこんな車種も!?
日産車は個性的なクルマが多いですが、その中でも「個性のあるクルマに乗りたい!」「人とは違ったクルマに乗りたい!」という方には以下のクルマをおすすめします。
特徴的なデザイン・走行性能のため、また違った楽しさを感じられると思います。
GT-R
1台目はGT-Rです。GT-Rは誰もが知る、日本を代表するスポーツカーです。超高級車なので記載するか迷いましたが、日産の名車でここまで個性のあるクルマはなかなかないでしょう。
GT-Rの最大の特徴は、やはり加速性能でしょう。0-100km/h加速は、なんと2.7秒。私も体験したことがありますが、加速時は体が置いて行かれるような感覚になります。
そしてこの加速性能の秘訣はエンジンです。V6 3.8リッターDOHCツインターボ「VR38DETT」エンジンは、なんと手組みで、374点のパーツを組み合わせて作られています。
2007年のデビュー以来、GT-Rは独自の存在感あるデザインを基本としながら、パフォーマンスが進化するたびに、その美しさも磨きがかかっていきました。
そして内装も、究極のスポーツカーらしくレーシング仕様です。GT-Rは圧倒的な加速とコーナリング性能を誇るため、体がGを受けても安定したドライビングができるよう設計されています。
リーフ
2代目はリーフです。電気自動車であるリーフは、旧型と比べると航続距離が飛躍的に進化しています。40kWh駆動用バッテリーを搭載した標準モデルは1回の充電で、322km走行可能です。62kWhバッテリーを搭載したe+なら、1回の充電で458km走行可能です。旧型はたったの250kmしか走行できなかったのを考えると、かなり進化していますね。
そして国産車では初となる本格自動駐車システムの「プロパイロット パーキング」を搭載しています。プログラムがアクセルやブレーキ、ハンドルの操作を行い、自動で駐車することができます。駐車が苦手な方には嬉しいポイントです!
まとめ
この記事では、日産の魅力から「これ買っとけば間違いなし!」のおすすめ車種についてご紹介しました。
日産は個性的なクルマや先進技術を用いたクルマが多いです。魅力的な車種が多いので、どの車種にしようか悩む方も多いと思います。そこで、今回ご紹介したBEST3が参考になれば幸いです。また、これらのクルマは私が自信をもってお勧めできるクルマです。
そして気になったら、ぜひディーラーへ訪れてみてください。試乗して初めてわかる魅力もありますし、実際に目で見ると違った魅力に気づくことも多いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。