トヨタ車を購入したいけど、どの車種にしようか悩んでる・・・
買ってから後悔したくないな。
皆さんご存じの通り、トヨタは日本のみならず世界各国で高い人気を誇ります。その理由は高い信頼性や強力な販売網だけでなく、クルマ好きにもアピールする魅力的な車種が増えてきたことにもあります。86やスープラ、ヤリスがその一例ですね。
また自動車の生産・販売のみならず、ボランティアやスポーツとの関りなど、様々な社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。
この記事では、そんなトヨタ車の中から「これ買っとけば間違いなし!」というおすすめ車種を販売ランキングと私個人のおすすめポイントを併せてご紹介します。
【ファミリー向け・実用性重視】【アウトドア向け】【カッコよさ重視】の3項目に分けていますので、自分にライフスタイルや好みに応じてご確認ください!
そもそもトヨタの魅力ってなんだ!?
世界的にも人気の高いトヨタですが、その強み・魅力は具体的に何が挙げられるのでしょうか?トヨタ車の魅力を下記にまとめてみました。
・ハイブリッドの高い燃費性能
・日本向け車種の多さ
・クルマ好きも納得の走行性能
・技術・信頼性の高さ
トヨタの魅力の一つは、高い技術力と信頼性の高さです。
世界的にもトヨタ車の信頼度は高く、特に中東では20万キロ以上走行しているトヨタ車は数多く存在します。過酷な環境でも、オイル交換などのメンテナンスをきっちり行っていれば壊れない技術力は、海外でも高く評価されているわけですね。
また日本では10万キロ前後で手放す方も多いですが、海外では信頼度が高く需要があるため、10万キロ以上走行していても買取価格がつくわけです。
・ハイブリッドの高い燃費性能
トヨタのハイブリッドを代表する車といえばプリウスですね。世界で初めてのハイブリッドカーとして注目を集めたクルマであり、燃費性能も驚異的です。
技術を結集させたシステムは燃費消費率32.1km/Lを実現させています。
またプリウスPHVの充電満タン時は、電気のみで60km走行可能です。
ハイブリッドカーの最先端ともいえるプリウスは、トヨタの高い技術力を表しています。
・日本向け車種の多さ
日本向け車種が多いことも、トヨタの魅力のひとつです。
センチュリーやクラウンなどの高級車から、日本専用ボディが採用されているカローラは、まさに「顧客第一」を表しています。
日本という国に適した車種の開発は、他社にはないトヨタの強みです。そしてそのクルマ作りが、多くの人に愛用される理由だと思います。
・クルマ好きも納得の走行性能
最近のトヨタ車は、クルマ好きも魅力的と思える車種が増えています。ここ20年間はスポーツカーを開発せず無難なクルマが多かったトヨタですが、最近では86やスープラ、ヤリスなどのスポーツカーが誕生しています。
特にヤリスの人気は凄まじく、販売台数ランキング1位を取得しています。そして「走る・止まる・曲がる」の基本性能・トータルバランスの良さは、クルマ好きの中でも高い評価を得ています。
以前は無難なクルマが多かったトヨタですが、最近は積極的に選びたくなる存在へとシフトしているのが特徴です。
トヨタで売れているクルマとは?
トヨタ車の人気の高さは、乗用車の販売台数ランキングを見れば一目瞭然です。一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した2022年度(1月〜6月)の販売台数ランキングを見ると、上位10台のうちトヨタ車は以下のようにランクインしています。
順位 | 車名 | 台数 | 前年比 |
1位 | ヤリス | 81,580 | 68.5 |
2位 | カローラ | 70,988 | 131.8 |
3位 | ルーミー | 65,525 | 84.6 |
5位 | ライズ | 45,380 | 94.6 |
7位 | アルファード | 34,799 | 61.3 |
8位 | アクア | 34,143 | 169.7 |
やはりトヨタの人気は圧倒的で、上位3台はトヨタが独占しています。このほかアルファードやライズなど、ミニバンからコンパクトSUVまで幅広く上位にランクインしているのがトヨタの強みです。
これ買っておけば間違いなし!BEST3はこれだ!
上記の販売台数ランキングと併せて、私が独断と偏見で「これ買っておけば間違いなし!」というおすすめのトヨタ車を厳選し、ランキングにしました。
【ファミリー向け・実用性重視】【アウトドア向け】【カッコよさ重視】の3項目に分けていますので、自分のライフスタイルや好みに応じてご確認ください!
「どの車種にしよう」と悩んでいる方の参考になれば幸いです。
【ファミリー向け・実用性重視】BEST3
この項目でご紹介するBEST3は、「ファミリー向け・実用性重視」です。トヨタはファミリー向け車種が多いため、BEST3のクルマはどれも買って間違いなしでしょう。BEST3の判断基準は、荷物の載せやすさや車内で快適に過ごせるかなど、実用性にフォーカスして選びました。
1位:ルーミー
堂々の第1位はルーミーです。コンパクトカーなので女性も安心して運転できるのはもちろんのこと、最大の特徴は広い室内空間です。 室内高さは1,355mm。一方ミニバン「ヴォクシー」の室内高さは1,400mm。コンパクトカーでありながら、ミニバンと比較してもたったの45mmしか変わらない圧倒的な広さ。このため、小さな子どもなら立ったまま着替えることができます。部活動や習い事で着替えるシーンで活躍すること間違いなしです。
またパワースライドドアにより、子どもでも安心して乗り降りできます。隣のクルマにドアをぶつける心配もありません。また低床フロアなので、高齢者の方も無理のない姿勢で乗車することが可能です。
さらに室内空間の広さを活かして、自転車のような高さのあるものも積み込むことができます。子供の自転車が故障してクルマに乗せなきゃいけないときってありますよね。そんな時に大活躍です。
2位:アルファード
第2位はアルファードです。アルファードの魅力は、やはり圧倒的な高級感と車内空間の広さです。 各座席のサイズは、全員大人が乗車しても窮屈さを感じることはなく、余裕のある設計になっています。 また室内高も非常に高いことから、頭の上のスペースにも余裕があり開放的です。 ルーミー同様、室内高が高いので、大きな荷物も楽に積み込めるようになっています。さらに3列目シートも簡単に倒せるようになっており、ラゲッジスペースを拡大することも可能です。
そしてインテリアは高級セダンのようなラグジュアリーな雰囲気になっており、まさに大人のミニバンと言えるでしょう。
ノアやヴォクシーに比べて高額ではあるものの、魅力の詰まった1台です。
3位:シエンタ
第3位はシエンタです。シエンタの特徴は「コンパクトにも関わらず、実用性の高い7人乗り」という点です。全幅は5ナンバー枠に収まる1,695 mmで取り回しがいいにも関わらず、7人乗りの3列シートが装備でき、さらにスライドドアと低床フラットフロアが採用しているため、乗り降りがしやすいです。
「7人乗りのクルマが必要だけど、アルファードは大きすぎる!」という人におすすめの1台です。
シートは3列と2列から選択できます。2列シート車では、後席を折りたためば荷室長2,065mmに拡張。車内に自転車を載せたり、車中泊をしたりできます。
また、ハイブリッド車はオプションでAC100V・1500Wのアクセサリーコンセントを装備できるため、キャンプなどアウトドアでも大活躍です。
【アウトドア向け】BEST3
この項目でご紹介するBEST3は、「アウトドア向け」です。トヨタはSUVのラインナップも豊富で、好みのデザイン・スタイツから選ぶことができます。BEST3の判断基準は、スポーツ用品やキャンプ用品を積み込める積載力があるか、オフロードでの走破性が高いかを重視して選びました。
1位:RAV4
堂々の第1位はRAV4です。このクルマの特徴を一言で表すなら、「万能なSUV」です。オフロードでの走行性能、荷室の広さ、SUVらしい力強いデザインは、アウトドアで活躍すること間違いなしでしょう。
走行性能の面では、グレードとパワートレインに応じて4WDシステムを用意されているため、悪路で十分な力を発揮します。さらに後輪にはダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用されており、オンロードではしなやかでフラットな乗り心地も追求しています。オフロードだけでなく、一般道でも力を発揮するのがRAV4の魅力です。
一方室内は、分厚いボディとは対照的に、ゆとりと開放感のある空間が広がります。頭上も足元もしっかりとしたスペースが確保されているので、長旅でも快適に過ごすことができます。
《画像提供:Response 》トヨタ RAV4(海外仕様車) インテリア
そしてSUVで重視される荷室は、トップレベルとなる容量を確保しています。ゴルフバッグは4個収納可能で、大きな荷物も難なく積み込むことができます。
《画像提供:Response 》トヨタ RAV4(海外仕様車) インテリア
2位:ランドクルーザー
第2位はランドクルーザーです。このクルマの特徴は、「パワフルな走破性」です。世界中のあらゆる場所で使われている理由は、強靭な骨格による圧倒的な信頼性と耐久性、そしてオフロードでの走破性が高く評価されているためです。
ランドクルーザーは強靭な骨格により、オフロードでも本格的なドライビングができます。この強靭な骨格となるフレームには、捻り剛性や曲げ剛性に優れたトヨタ伝統のラダーフレームが採用されています。最大安定傾斜角は44度で登板能力は45度と走行安定性を発揮できる強靭なフレームです。
そしてエンジンはゆとりの走りをもたらす4.6L V8を搭載しています。
また人気の高さでもランドクルーザーは別格の存在です。このため、下取り価格が高い傾向にあります。初期投資は必要ですが、クルマの価値が下がりづらいため、コスパのいいクルマとも言えます。
3位:カローラクロス
第3位はカローラクロスです。このクルマの特徴は、「コンパクトで使い勝手の良いSUV」です。SUVの特徴でもある「背の高さ」を活かし、見晴らしの良い視界を確保しながら、コンパクトなボディにより街中でも取り回しが楽です。
カローラシリーズは燃費性能が優れているタイプが多いですが、このカローラクロスも同様です。4WDハイブリッド車の設定もありながら、低燃費で安定感のある走りを実現しています。全タイプ1.8Lのエンジンから構成され、エンジン出力と燃費のバランスが優れているのが特徴です。
また、トヨタの安全予防装置「Toyota Safety Sence」は全タイプ標準装備です。運転が少し苦手な方でも安心してドライブを楽しむことができます。
このカローラクロスはSUVでありながら、街中での取り回しやすさ、安全装備の充実度、燃費性能の高さで優れているのが魅力です。
【カッコよさ重視】BEST3
この項目でご紹介するBEST3は、「カッコよさ重視」です。最近のトヨタはスポーツカーの開発も積極的に行われており、走る楽しさを感じられるクルマが増えました。また、都会的なデザインのクルマも好評ですね。ボディの美しさ・カッコよさ・走行性能の高さを重視して選びました。
1位:ヤリス
堂々の第1位はヤリスです。このクルマの特徴は、「総合力の高さ」です。コンパクトなボディで小回りが利き、圧倒的な燃費性能、車両価格の低さ、軽さを武器にした軽快な走りなど、トータルパフォーマンスが高いです。
全長が3940mmとコンパクトなヤリスは、最小回転半径も4.8~5.1mに収まり小回りが利きます。
また燃費性能が驚異的で、WLTCモード燃費の場合、ヤリス ハイブリッドは35.4~36km/Lです。「トヨタ アクア」は27.2~29.8km/L、「ノート e-POWER」は28.4~29.5km/L、「フィット e:HEV」は27.2~29.4km/Lですので、ヤリスはライバル者と比べても圧倒的な燃費性能なのが分かります。
車両価格はガソリンモデルで147万円~購入可能です。また、ハイブリッドモデルでも201万円~とかなりリーズナブルです。コスパが非常に高いのがヤリスの魅力でもあります。
さらに車両重量はガソリン1.0Lモデルで970kg、1.5Lモデルは1000kg、ハイブリッドは1060kgと軽く、軽快な走りを楽しめます。
2位:ハリアー
第2位はハリアーです。このクルマの特徴は、「高級感のある外装・内装」です。初代からこれまで、デザインや乗り心地の良さは受け継がれているトヨタのプレミアムSUVです。
エレガントなデザインは、外装だけではありません。インテリアは馬の鞍をイメージした幅広いセンターコンソール、厚革を曲げてできる自然なシルエットをイメージしたレザー調素材などが特徴的で、高級感・質感が高いです。
そしてクルマの骨格には、TNGAプラットフォーム(GA-K)が採用されています。ボディの高剛性化・低重心化により走行性能が向上し、SUVでも走る楽しさを感じることができます。都会的で美しいデザインのクルマを探している人には、ぴったりのクルマです。
3位:スープラ
第3位はスープラです。このクルマの特徴は、「伝統を受け継ぐ直列6気筒・FR」です。スポーツカーとしてのカッコよさはもちろんですが、トヨタのスポーツカーを代表するスープラは伝統のエンジンを改善しつつ、継承しています。
現代は減りつつある2シーター+FRは、純粋に走りを楽しむのに最高のパッケージングです。また、前後重量配分は50:50を実現しています。これにより、ニュートラルな旋回性能を実現しています。
エンジンは、387馬力を発生させる3.0L 直列6気筒ターボと、258馬力/197馬力の2種類のチューニングを備えた2.0L 直列4気筒ターボが用意されています。電動化が加速する現代において、エンジンによる走りを純粋に楽しめるクルマは貴重です。
まさにクルマ好きのための1台であり、スポーティなデザインはデートにもピッタリです。
まとめ
この記事では、トヨタの魅力から「これ買っとけば間違いなし!」のおすすめ車種についてご紹介しました。
トヨタは世界的にも有名な企業なので、その分魅力的な車種が多いです。どの車種にしようか悩む方も多いと思います。そこで、今回ご紹介したBEST3が参考になれば幸いです。また、これらのクルマは私が自信をもってお勧めできるクルマです。
そして気になったら、ぜひディーラーへ訪れてみてください。試乗して初めてわかる魅力もありますし、実際に目で見ると違った魅力に気づくことも多いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。