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【なぜここまで売れるのか】ヤリスの魅力・特徴とは!?スペック、燃費、内装など徹底解説!

クルマ

 

名前はよく聞くけど、ヤリスってどんなクルマ?

ヤリスにはどんな魅力があるの?

トヨタのヤリスは、日本や北米、欧州など、世界中で発売している小型ハッチバック車です。

前型モデルまでは、日本では「ヴィッツ」という名前でしたが、これまで欧州などではすでに「ヤリス(Yaris)」という名前で販売されており、フルモデルチェンジから日本でも「ヤリス(Yaris)」という名前で発売されています。

そんなヤリスですが、日本の新車販売台数ランキングでも連続で1位を取得するなど、その売れ行きは絶好調です。

今回の記事では、ヤリスの魅力やスペック、そしてなぜここまで売れているのかをご紹介します。またおすすめのグレードもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

圧倒的な商品力の高さがヤリスの魅力

このクルマの特徴は、「総合力の高さ」です。コンパクトなボディで小回りが利き、圧倒的な燃費性能、車両価格の低さ、軽さを武器にした軽快な走りなど、トータルパフォーマンスが高いです。

全長が3940mmとコンパクトなヤリスは、最小回転半径も4.8~5.1mに収まり小回りが利きます。

また燃費性能が驚異的で、WLTCモード燃費の場合、ヤリス ハイブリッドは35.4~36km/Lです。「トヨタ アクア」は27.2~29.8km/L、「ノート e-POWER」は28.4~29.5km/L、「フィット e:HEV」は27.2~29.4km/Lですので、ヤリスはライバル者と比べても圧倒的な燃費性能なのが分かります。

車両価格はガソリンモデルで147万円~購入可能です。また、ハイブリッドモデルでも201万円~とかなりリーズナブルです。コスパが非常に高いのがヤリスの魅力でもあります。

さらに車両重量はガソリン1.0Lモデルで970kg、1.5Lモデルは1000kg、ハイブリッドは1060kgと軽く、軽快な走りを楽しめます。

このように、走行性能、燃費、車両価格のパフォーマンスの高さは他社メーカーと比較しても群を抜いています。

なぜここまで売れているのか?

ヤリスはなぜここまで売れているのでしょうか?それには、大きく2つの要因が影響していると考えられます。

1.強豪ぞろいのコンパクトカー市場で群を抜いている

最近は電動化や最先端技術の搭載でクルマの平均価格が上昇したためか、比較的お手頃価格で入手できるコンパクトカー需要が増えています。

そんなコンパクトカーの中でもとりわけ売れているのがヤリスです。下の表をご覧ください。これは2022年1月~6月の間に売れたトヨタ車をランキングにしています。

順位車名台数前年比
1位ヤリス81,58068.5
2位カローラ70,988131.8
3位ルーミー65,52584.6
5位ライズ45,38094.6
7位アルファード34,79961.3
8位アクア34,143169.7

ヤリスが断トツ1位であり、これは他社メーカーを含めても同様です。

この理由は冒頭でも紹介した通り、商品力の高さが影響していると思われます。WLTCモード燃費は驚異の35.4~36km/L、、最小回転半径は4.8~5.1mに収まるコンパクトさ、車両価格はガソリンモデルで147万円~ハイブリッドモデルでも201万円~とリーズナブルな点、車両重量は970kg~1060kgと軽量な点。

ユーザーが求める性能を詰め込んだ1台と言えるでしょう。

2.全店舗扱い車種となり、販売機会も大幅に増えた

ヤリスの売れ行きには、トヨタ販売網の変化も影響しています。ヤリスの先代モデル「ヴィッツ」は、トヨタの中でもネッツ店のみの専売モデルでした。しかし、2020年5月から全店が全モデルを販売する体制に移行しており、今では4600店舗でヤリスを購入できます。

日産の約2100店舗、ホンダの約2150店舗に比べると2倍以上の販売網なので、ヤリスの売れ行きを伸ばす効果はかなり大きいです。

このように、単純にクルマの価値・性能だけではなく、販売網の拡大もヤリスの好調な売れ行きに影響しています。



ヤリスに欠点はないのか?

絶好調のヤリスですが、欠点はないのでしょうか?実はヤリスの強みを実現させるため、いくつか犠牲になっている機能もあるのです。トレードオフの関係なのかもしれませんね。

1.コストダウンが所々目立つ

ヤリスの魅力の1つは、車両価格の低さです。そのため、外装や内装はコストが削減されているところが多々あります。

メッキや革調があしらわれている箇所は少なく、エントリーモデルの質感は良いとは言えません。また、内装は前期モデルのヴィッツの延長なのか、目新しさが少ないです。

近年では内装に力を入れるメーカーが多いですが、ヤリスは価格低減のため、必要最小限の加飾にしている印象です。

クルマの総合的なパフォーマンスは圧倒的ですが、内装にこだわりがある人には、あまりおすすめできません。

2.室内空間・収納スペースが狭い

コンパクトなボディを実現しているため、室内空間と収容スペースは狭めです。

コンパクトカーの弱点ともいえる後部座席の狭さはヤリスも同様です。そのため、大人4人~5人での長距離ドライブには不向きです。大人2人、子供1人が快適にドライブできる限界かと思われます。

また小物が入れられるところは比較的多いものの、全体的に収納できる容量が小さくて使いづらいという意見が多いです。

少人数でのドライブでしたら全く問題ありませんが、大人3人以上のドライブがメインの場合、おすすめはできません。

3.静粛性はいまいち

ヤリスは足回りにこだわっている反面、静粛性はクラス相応です。スピードを出すとエンジン音やロードノイズが車内に響きます。

コストや重量に影響してくる部分なので、これらを実現するには、ある程度静粛性を犠牲にするしかなかったのでしょう。

すべてがパーフェクトなクルマはなかなか存在しませんから、この辺りは妥協が必要になります。

ヤリスクロスとの違いは?

ヤリスクロスはヤリスのSUVタイプです。5ナンバーの「ヤリス」に対して、「ヤリスクロス」は3ナンバーサイズとなっており、見た目も「ヤリスクロス」の方が1回り大きい印象を受けます。

ヤリスとヤリスクロスで外装・内装の質感は大きく変わらないものの、ボディサイズの違いから最小回転半径が異なります。

最小回転半径は4.8mとなっている「ヤリス」に対して、「ヤリスクロス」は5.3mです。50cmも異なるため、小回りでは「ヤリス」の方が優れているといえます。

また燃費も異なり、「ヤリス」は1.5Lハイブリッドで36km/l、「ヤリスクロス」は同じ1.5lハイブリッドでも30.8km/lです。こちらも燃費面で「ヤリス」の方が優れています。

このため、SUVタイプが好きな方におすすめの「ヤリスクロス」ですが、SUVタイプに強いこだわりがない方には「ヤリス」をおすすめします。



アクティブな走りを予感させるエクステリア

ヤリスはいまにも走り出しそうな、アクティブなデザインになっています。徹底的にムダをそぎ落したキャビンと、ボディ中心から前後タイヤに向かう引き締まった造形が特徴的です。

フロントは大きなグリルと眼光鋭いヘッドライトとなっており、このボディ正面や側面から大きなグリルに向かって絞り込むラインを設けることで「強さ」を強調しています。

また、ヘッドランプの上部やグリルの中央には、キューブパターンの柄が採用されています。一見キューブのように見えますが、実は「YARIS」のYを意識したグラフィックをデザインの「遊び心」があります。

サイドは無駄を削ぎ落とした造形となっており、リアサイドウィンドウからフロント方向に降りるようなラインは前傾したようなイメージを強調します。

そしてリアも特徴的です。リアハッチのバックウィンドウ部を斜めに落とすようなデザインとして、重心の低さやスポーティさを強調しています。

リアバンパーも両サイドに広がって見えるようなデザインとすることで、低重心と安定感を表現しています。さらにバックウィンドウとリアコンビネーションランプを一体化させることで、ヤリスの個性が表現されています。



機能的で快適なインテリア

ヤリスの内装は、無駄をそぎ落とすことで車内空間を極力確保し、ドライバーが運転しやすい環境となっています。

インパネ断面は薄く設計することで圧迫感をなくしワイドな印象を持たせています。さらに、ステアリングは従来型よりも小径化することでスポーティーな雰囲気になっています。

加えてトヨタ車初となるフードレス双眼デジタルTFTメーターや、ソフトインストルメントパネルを採用するとともにコンソールの幅を広くして収納を大きく取るなど、従来のトヨタ車コンパクトカーと比較すると上質な仕上がりになっています。

内装がチープというデメリットがありましたが、価格を考えると十分な仕上がりになっています。

おすすめのグレードはこれだ!

私が仮に購入する場合、迷わず「これ!」というグレードがあります。

それは、HYBRID G 1.5L·2WDです。以下に理由をまとめてみました。

POINT
POINT

・WLTC燃費は35.8km/lと驚異的!
・内装はシックなトープ(ブラウン系)が選べる!

・8インチのディスプレイオーディオを標準装備

ヤリスの魅力は何と言っても燃費だと思います。驚異的な燃費を誇るハイブリッドは乗ってみたいところです。また、内装は個人的にトープ(ブラウン系)がシックでお気に入りです。

ヤリスには欠点もあると冒頭でご紹介しましたが、車両価格から考えると、本当に商品力の高いクルマだと思います。

ヤリスは売れ行きも好調で長所ばかり目立ちますが、欠点もあるということを認識したうえで購入できれば最高のクルマになること間違いなしです!



まとめ

今回の記事では、ヤリスの魅力やスペック、そしてなぜここまで売れているのか、またおすすめのグレードもご紹介しました。

ヤリスは車両価格の低さ、商品力の高さがずば抜けており、ここまで販売が好調なのも納得です。しかし、完璧なクルマは存在せず、ヤリスにも欠点は存在します。

長所ばかり注目されがちですが、ヤリスの欠点も知ったうえで購入すれば最高のクルマになるでしょう。ヤリスの長所は他社と比較しても圧倒的に優れているので、買って後悔のないクルマ間違いなしです。

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