コスパのいいマツダ車を購入したいけど、どの車種にしよう・・・
2020年で創立100周年を迎えたマツダは、昔から「走る歓び」を追求したクルマ作りをしているカーメーカーです。国内大手のトヨタ・日産・ホンダと比較するとスモールカンパニーではありますが、車両価格の割には走行性能や内外装の質感で高いパフォーマンスを発揮しています。
特に最近はデザイン性に優れたモデルをラインナップしており、内装の質感の高さは若者の間でも人気があります。
この記事では、そんなマツダ車の中から「これ買っとけば間違いなし!」というおすすめ車種を、販売ランキングと私個人のおすすめポイントを併せてご紹介します。
そもそもマツダの魅力ってなんだ!?
最近はデザインと質感の高さから、若い世代のドライバーからも人気のあるマツダ車。様々なモデルがありますが、いったいどんな魅力があるのでしょうか?マツダ車の人気ポイントを下記にまとめてみました。
1.生命感あふれるダイナミックな魂動デザイン
2.無駄のないエレガンスなデザインが人気
3.燃費、トルクに優れたディーゼルが選べる
4.オフロードでも走行可能!
5.世界中で評価されたクルマ「ロードスター」
1.生命感あふれるダイナミックな魂動デザイン
「クルマに命を与え、人とクルマが対話できる」そんなクルマを目指しているのがマツダです。
もちろんクルマが喋ることはありません。それでも、生命を感じさせる魂動デザインは、心の中でクルマと人が対話できる、そんなダイナミックで美しいデザインになっています。
各車種はこの魂動デザインがもととなり開発されるため、マツダ車全体で共通した(顔が似てる)デザインになっています。
2.無駄のないエレガンスなデザインが人気
マツダ車のデザインの特徴は、控えめでありながら凛とした美しさを持つと言えるでしょう。
マツダのデザインは「引き算の美学」、すなわち引くこと、省略することによって生まれる要素を大切にし、削ぎ落としたシンプルなフォルムと繊細な光の表現でクルマに命を吹き込んでいます。
この「引き算の美学」によって生まれた、無駄のないエレガンスなデザインは、若い人の間でも人気を博しています。
3.燃費、トルクに優れたディーゼルが選べる
国内でこれだけディーゼルに力を入れているのはマツダだけでしょう。
「ディーゼル=環境に悪い」というイメージがありますが、マツダは独自の低圧縮比化を採用することで、排気ガスのクリーン化と燃費改善を実現させています。
マツダはこのディーゼルエンジンを搭載したモデルが多く、経済的でパワフルな走りを体感できます。
4.オフロードでも走行可能!
マツダのSUVはオフロードをバリバリ走っているイメージがあまりないですが、実はオフロードでもそこそこ走れちゃいます!
最低地上高が高く、高性能でストロークの長いサスペンションを用いているので、接地性もトラクション性能も優れています。本格派のクロスカントリー車ほどではありませんが、ちょっとした林道やキャンプ場までの未舗装道などを走る分には全然問題ない性能をもっています。
さらに悪路でも走行可能なモデル、フィールドジャーニーというグレードも発表しています。
5.世界中で評価されたクルマ「ロードスター」
マツダといえば大ヒット車種「ロードスター」も忘れてはいけません。シリーズ合計の生産台数は2021年の時点で120万台に迫り、世界でもっとも販売しているオープンカーとなりました。
ロードスターはマツダ車の中で「走る歓び」を一番体感できる、そんなクルマです。私自身、初めて乗った時はその旋回性能や応答性、素直なハンドリングにとても驚きました。そしてその後、購入しています(笑)
また世界中に熱狂的なファンがいて、ロードスターを中心としたコミュニティも多数生まれています。
マツダで売れているクルマとは?
マツダ車には、安定して売れているモデルがいくつもあります。一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した2022年度(1月〜6月)の販売台数ランキングを見ると、上位50台のうちマツダ車は以下のようにランクインしています。
順位 | 車名 | 台数 | 前年比 |
20位 | CX-5 | 15,482 | 124.3 |
26位 | MAZDA2 | 11,757 | 92.2 |
33位 | CX-30 | 8,167 | 70.0 |
36位 | MAZDA3 | 7,623 | 82.5 |
37位 | CX-8 | 7,206 | 65.7 |
44位 | ロードスター | 4,817 | 148.4 |
46位 | CX-3 | 4,627 | 98.4 |
やはり一番人気はCX-5で、20位にランクインしています。このほかMAZDA2やMAZDA3、ロードスターなど幅広くランクインしているのが分かります。
コンパクトカーからSUV、スポーツカーまで幅広く支持されているのがマツダ車の特徴です。
これ買っとけば間違いなし!BEST3はこれだ!
上記の販売台数ランキングと併せて、マツダ車オタクの私が、独断と偏見で「これ買っておけば間違いなし!」というおすすめのマツダ車を厳選し、ランキングにしました。
「どの車種にしよう」と悩んでいる方の参考になれば幸いです!
1位:CX-5
堂々の1位はやはりCX-5です。SUVながらも全長が控えめなため、小回りが利き、初めてSUVに乗る人でも安心して運転することができます。
またグレードも幅広く展開されており、高級仕様の「エクスクルーシブモード」やアウトドア向けの「フィールドジャーニー」、スポーツチックな「スポーツアピアランス」と多くの選択肢を持つことができます。
DセグメントのSUVで、堂々とした体躯の持ち主にも関わらず、2,678,500円~購入可能というコスパの良さもまた魅力です。
2022年度の販売実績でもマツダの中でトップを飾る「CX-5」は、私の中でもベストバイなマツダ車です。
2位:CX-30
マツダ車おすすめランキング2位はCX-30です。
CX-30の魅力は「ちょうどいいサイズ感」です。駐車場が狭い方、普段狭い道路を通る方、大きいクルマを運転する自信がない方、小回りの利くSUVを探している方におすすめのクルマです。
またコンパクトなSUVながらも、外装や内装の質感の高さは圧倒的です。画像だけでは伝わらないと思いますので、ぜひ実車を見ていただきたいです。特に内装は必見です!
さらにマツダの第7世代に該当する車種のため、多くの最新技術が採用されています。
コンパクトなSUVにもかからわず、マツダのLarge群にクオリティは引けを取らない車種のため、2位にランク付けしました。
3位:MAZDA3
マツダ車おすすめランキング3位はMAZDA3です。
MAZDA3の魅力は「美しく光り輝くデザイン」です。マツダ車はデザインが美しいと多くのファンから評価されていますが、その中でもMAZDA3は1ランク上だと思います。
このため、2020年4月8日には「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。これはワールドカー・オブ・ザ・イヤー(WCOTY)の部門賞で、いわば世界で最もデザインが優れた車といえます。
こちらもやはり写真だけでは伝わりきらないので、ぜひ実車を見ていただきたいです。また美しいデザインでコンパクトなボディのため、女性ドライバーも多いです。そしてCX-30同様、第7世代に該当するため多くの最新技術が採用されています。
個性派を求める人にはこんな車種も!?
マツダ車はデザインが似ているため、個性を出すのが難しいと捉えることもできます。そんな方におすすめしたいのが以下のクルマです。
特徴的なデザイン・走行性能のため、また違った楽しさを感じられると思います。
ロードスター
FRの2シーターオープンカーという独自のスタイルを突き進んでいるロードスター。1989年に日本で発表されて以来、現代で4代目となる存在です。
ロードスターの特徴は「軽量のためクセがなく、走りを存分に楽しめるクルマ」です。車両重量は軽量モデルで990kgと1t切りを実現しています。1500ccガソリンエンジンのパワーは97kWと控えめですが、軽いからこそクセのない旋回性と応答性で、走りを楽しみたい方にぜひ乗ってほしいクルマです。
また、日本カー・オブ・ザ・イヤーとワールド・カー・オブ・ザ・イヤーをW受賞しており、世界中で称賛されているクルマでもあります。
私が初めて乗ったロードスターに乗った(2代目:NB)のは大学生時代ですが、その時は本当に衝撃でした(笑)こんなにも楽しく走れるクルマがあるのかと驚き、その時にロードスターの購入を決断しました。
乗って初めて良さがわかるクルマですので、ぜひ試乗していただきたいです。
MX-30
2020年10月に発売された新型のコンパクトSUVがMX-30です。
このクルマの特徴は、「マツダ初のハイブリッドモデルであり、流通量がそれほど多くない」です。もともと多くの台数を販売する計画はなかったようで、このクルマは現在の魂デザインとも少し異なる印象を受けます。
ドアの開き方が特徴的で、RX-8のようにドアが観音開き式に開く「フリースタイルドア」が採用されています。前後ドアが垂直に近い角度まで開くのが特徴で、ドア開口部の広さにより優れた乗降性を確保しています。
内装もユニークなデザインが特徴で、ペットボトルなどのリサイクル素材やヘリテージコルクなどのエコ素材を各部に使用されています。
また、このMX-30はREX(レンジエクステンダー)でロータリーエンジンを採用すると発表されています。世界で初めて量産に成功したマツダのロータリーエンジンとどのように組み合わさるのか、今後も楽しみなMX-30です。
まとめ
この記事では、マツダの魅力から「これ買っとけば間違いなし!」のコスパ最強な車種についてご紹介しました。
マツダには魅力的な車種が多いですが、特にご紹介したBEST3は私が自信をもってお勧めできるクルマです。
これから購入を検討されている方の参考になれば幸いですし、気になったらぜひディーラーへ訪れてみてください。マツダは内装や外装だけでなく、走行性能・安定性が高いのも魅力です。試乗して初めてわかる魅力がありますので、その部分をぜひ体感していただけたらなと思います。